新規の大家さんから入居者の募集依頼を受けて、ようやく決まった関内の賃貸マンションで、入居後すぐにクレームがありました。クレームは二つ。1.コンロが点火しない。2.シャワートイレから黄色いベタベタした液体が垂れてくる。
入居したのは3人家族です。コンロが点火しないため、新居で一切料理ができなくてとても困っている、ということでしたのですぐに業者を手配しました。コンロは2口のビルトインコンロで設置から20年経過していました。温度センサーは機能しておらず、バーナーには亀裂が入っている状態でした。
大家さんは修理で何とかならないか、と言うのですが、修理できる状態ではないため、新規交換となりました。コンロが標準タイプの大きさではないので、メーカーに発注して製品を取り寄せなければならず、交換工事までに一週間かかりました。費用は11万円。
トイレも20年物で、黄色いベタベタした液体は電気基板が劣化して溶けて出てくるようで、こちらも新規交換になりました。費用7万円。
一週間料理ができなかったので、入居者はかなり怒っていました。不動産会社に管理を委託している物件であれば、前入居者が退去するときにチェックするので、こういったケースは少ないと思います。大家さんが自主管理している場合、設備の状態がわからないのでお客様を紹介するときは注意が必要、とあらためて思いました。
やはり15年経過した設備はクレームがくるまえに交換したいものです。工事を急がなければ、業者と値段交渉ができるため、今回のような価格にはならなかったと思います。
入居してすぐにクレーム
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