そこで今回は賃貸の契約金の話をします。
契約金は大きく5つに分けられる
1.敷金2.礼金
3.賃料
4.仲介手数料
5.その他
たとえば賃料10万円で敷金1か月という表記があれば敷金は10万円になります。仲介手数料は消費税がかかりますので、10万8千円です。
昔は1~4と火災保険2万円位を加えれば簡単に契約金の計算ができました。
現在では5.その他でいろいろな費用が発生します。
その他の費用
①火災保険(¥15000~¥25000)2年間②賃貸保証料(総賃料50%~100%)1年間 総賃料=管理費、駐車料を含めた額 以後1年毎¥10000
③鍵交換費用(¥12000~¥25000)
④消毒費(¥10000~¥17000)
⑤24時間サポートパック(¥20000~¥30000)2年間
⑥クリーニング費用(¥30000~¥50000)
一般的には①~③までを請求されることが多いいです。①②は強制的な条件で、③の鍵交換に関しては前の入居者が使った鍵でいいので、交換は必要ないと伝えれば相談に乗ってくれる場合もあります。
④⑤は、ハッキリ言って必要のないサービスです。断れるなら断りましょう。
⑥は本来敷金で清算するのですが敷金が0か月の場合、契約時に請求されることが多いいです。では具体的に計算してみましょう。
賃貸の契約金
賃料10万円・管理費5千円・敷金1か月・礼金1か月の場合
敷金 | 100,000円 |
礼金 | 100,000円 |
仲介手数料 | 108,000円 |
賃料 | 100,000円 |
管理費 | 5,000円 |
火災保険 | 20,000円 |
賃貸保証 | 52,500円 |
鍵交換代 | 21,600円 |
合計 | 507,100円 |
上記は一般的なケースになります。
賃貸物件の管理会社によって多少異なりますのでご注意下さい。
ついでに契約時の必要書類
①身分証明書(運転免許証or健康保険証など)②住民票(入居者全員分)
③収入証明書(源泉徴収票or直近の給与明細3ヵ月分)
③は必要ないところもあります。