店長ブログ

クレーム対応 エアコン編

蒸し熱い日が続いてます。夏になるとエアコンのトラブルが急増します。いまやエアコンは必需品。対処が遅くなると入居者からの信頼を損ねます。大家さんとしてはこういう時こそ迅速に対処して入居者との信頼関係を築いていきたいものです。

エアコンの2大トラブル

エアコンのトラブルで多いのは①室内機から水が垂れてくる②エアコンの風が冷たくならない(エアコンが効かない)こと。いずれも実際に状況を確認すると、わざわざ業者に依頼しなくても済んでしまうことが多いいです。無駄な出費を抑えるために以下のことをチェックしましょう。

室内機から水が垂れてくる

排水ドレン原因は排水ドレンが詰まっていることがほとんど。まずエアコンを運転させ、水が排水されているか確認しましょう。排水ドレンが詰まっていると水は排水されません。

排水されていないの確認したら、エアコンドレン用クリーナーを使用して詰まりを除去しましょう。排水口にクリーナー差し込んで強くハンドルを引っ張るだけです。

以前私は詰まりの原因はエアコンのフィルターをマメに掃除しないからと入居者に文句を言ったことがあるのですが、入居者の目の前でクリーナーを使用して排出されたものはカナブンの死骸でした。クレーム対応においては、原因がハッキリするまで強気の発言は控えましょう。

クリーナーは2000~3000円で購入できます。賃貸物件を管理するなら必需品です。業者に依頼すると、この作業だけで1万円前後請求されます。 エアコン用ドレンクリーナー
原因がドレンの詰まりではなければ、室内機の傾きをチェックしましょう。水が流れる勾配がとれていない可能性があります。エアコンの傾き

エアコンの風が冷たくならない(エアコンが効かない)

まず入居者に電話してエアコンを起動してもらい室外機のファンが回っているか確認してもらいましょう。ファンが回っていなければエアコンメーカーに修理依頼しましょう。

ファンが回っている場合は現地で、エアコンの温度を実際に測ります。風が冷たい(エアコンが効いている)かどうかは主観的な判断が入りますので、人によって差があります。

実はエアコンが効かないとクレームが入っても現地で確認するとエアコンは正常に起動していることが多いいです。こんなときも確認せずにすぐに業者へ依頼すると無駄な費用が発生してしまいます。

エアコン温度測定現地での確認方法ですが、エアコンを最大風量・最低温度に設定し、吸い込み口と吹き出し口の温度を測ります。その差が8℃以上なら正常と言えるでしょう。エアコンに手をかざして、「問題ない、ちゃんと冷えている」と言っても入居者は納得しません。必ず温度計を用意しましょう。

温度差が8℃以下ならば、エアコンのガスが不足している可能性があります。この場合はメーカーへ修理依頼する必要があります。

ファンが回っていなければ基板交換、ファンが回っているが温度差が8℃以下の場合はガスの充填、どちらにしても修理依頼すると3万円前後の出費となります。エアコンが製造から10年を超えているのであれば、修理してもまた故障する可能性がありまので、新品との交換も検討しましょう。

夏場のエアコン故障、冬場の給湯器故障は迅速な対応が必要です
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