この物件は区分所有で、損害賠償の義務はオーナーが負うことになります。個人のオーナーなので、70万円は大金です。火災保険が適用されるか、保険会社に問合せしましたが、賃貸の入居者が契約している保険は入居者に過失がないため適用にならず、オーナーがマンション購入時に入った保険も対象外でした。
温水器の新規交換工事36万円を合わせると100万円を超える出費となります。思わぬ出費にオーナーは、かなり落ち込んでいたのですがマンションの管理組合が入っている保険が適用されることになり70万円については出費を免れました。
10年を超えた設備は機能しているうちに
新規交換を検討しましょう
給湯器やエアコン、ビルトインコンロは機能しなくなってから、新規交換工事を行うのは好ましくありません。入居者に迷惑をかけないために、業者と価格交渉する時間や他社との比較する時間もなく割高と思っても工事を発注しなければならないからです。また、メーカーから製品が届くまでに時間がかかり工事するまでに1週間から10日経ってしまうことがあります。その間、設備が使用できないとなると入居者との関係も険悪になってしまいます。
給湯器、エアコン、ビルトインコンロは15年もてば御の字です。